高槻市北消防署

北消防署にて放射性物質災害を想定した訓練を実施しました

 令和2年3月19日(木)、北消防署において「管内で放射性物質災害が発生した。」との想定で訓練を実施しました。
 本訓練では、実働訓練を通じて各隊員の放射性物質災害発生時の現場対応能力の向上を目的として実施したものです。 
放射性物質災害で出動した消防隊は、放射線測定を行いながら現場に向かいます。
先着した消防隊は、隊員の不要な被ばくを避けるため、危険区域への進入統制を行います。
放射線危険区域内で活動する隊員が、防護服を着装をしている様子です。
指揮本部の命を受け、救助隊が放射線測定を実施しながら建物内へ進入。
要救助者を発見。放射性物質の付着を確認後、救出開始。
救出した要救助者に対し、汚染検査を実施。汚染した衣服を脱がせ(乾的除染)、再度汚染検査を実施。
汚染がなくなっているのが確認できれば、救急隊による観察が行われ、その後、医療機関へ搬送します。
隊員も汚染検査を受け、必要により脱衣、拭き取り、洗い流し等による除染を行い、放射線危険区域から退出します。
 最後に、北消防署長からの講評を受け、訓練を終了しました。
 今後も、高槻市の安全安心のため様々な災害に備えた訓練を実施して行きます。

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