高槻市北消防署

文化財防火デーに伴い消防訓練を実施しました

 昭和24年1月26日に、法隆寺金堂から出火した火災によって、世界的な至宝と言われた堂内の壁画が焼損しました。このような被害から文化財を守るとともに、文化財愛護に関する意識の高揚を図るため、昭和30年から1月26日を「文化財防火デー」と定めて、文化財防火運動を全国で展開しています。北消防署管内においても1月21日に神峯山寺、1月24日に安岡寺において訓練を実施しました。
1月21日に実施された神峯山寺での訓練です。

寺院関係者による通報訓練。
 
寺院関係者による模擬文化財の搬出。
寺院関係者による初期消火訓練。
自衛消防隊が寺院関係者と共に、屋外消火栓を使用してホース延長し、放水。
消防隊による放水の様子です。
「放水はじめ!」
 
続いては、1月24日に実施された安岡寺での訓練です。

水消火器を用いた初期消火訓練を行いました。消防隊到着までに、近隣自治会住民の協力により初期消火が行われています。
 
寺院関係者による119番通報です。
消防隊及び消防団(清水分団)が現場到着しました。
消防隊、消防団(清水分団)が連携し放水を行いました。
北消防署長による訓練の講評です。
寒さ厳しい中、訓練を実施して頂きありがとうございます。訓練を繰り返すことによって防災意識を高めるとともに、有事の際にも迅速な活動を行うことができます。文化財を火災、震災、その他の災害から守るため、今後とも訓練等を通じて意識の高揚を図っていきたいと思います。


 

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