警防課からのお知らせ

新名神高速道路上で合同防災訓練を実施しました

 令和元年11月7日に新名神高速道路上において、火災・集団救急救助事故を想定した合同訓練を実施しました。
 訓練には、沿線消防機関及び医療機関、高速道路交通管理隊が参加し、災害発生時の関係機関相互の連携強化と災害防御体制の確立を目的として実施しました。

 
「新名神高速道路(茨木〜高槻)上り車線において、観光バスと乗用車を含む多重事故が発生し、多数負傷者が発生した模様で、事故車両内にも閉じ込められた負傷者がいる。また、軽自動車からは燃料がもれている」との想定で訓練開始。
 
災害現場に到着後、先に活動している茨木市消防本部指揮隊長に到着報告を行い活動指示を受けている様子です。
救助隊が、事故の衝撃によりドアが開かなくなった車両内の要救助者を救出するため、油圧救助器具等を使用し救出している様子です。
事故車両から火災が発生したため、茨木市、高槻市消火隊が連携し、泡放水により消火している様子です。
救出された要救助者は救急隊により応急救護所へ搬送されます。

※応急救護所とは、災害発生直後に傷病者の傷害の程度に基づく治療の選択(トリアージ)や応急処置を行う救護所です。
茨木市消防本部消防長による訓練講評です。

高速道路上という特殊な場所での災害は、通常の災害対応のようにはいかないことが多々あり、今回の訓練のように、関係機関が密接に連携した活動が重要であることを再認識しました。

高槻市消防本部では、関係機関と協力し、高速道路上での災害に対し、万全を期して参ります。

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