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ジカ熱・デング熱に注意!!「夏の蚊対策 国民運動」実施中

ジカウイルス感染症とはどんな病気?
〜症状が出るのは感染者の約2割。
デング熱と比較すると症状は軽いが、妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響がでることも。

ジカウイルス感染症は、ジカウイルスに感染することによって発症する病気です。ヤブカ属のヒトスジシマカやネッタイシマカなどによってウイルスが媒介されて感染します。日本にはネッタイシマカは生息していませんが、ヒトスジシマカは秋田県・岩手県以南では生息が確認されています。

ジカウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間は2日から12日ほど。感染者のうちおよそ8割の人には、ほとんど症状が現れません。残り2割の人に軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉や関節の痛み、だるさ、頭痛等が出ることがあります。ジカウイルス感染症には、現在のところ有効な治療薬はありませんが、通常は比較的症状が軽く、特別な治療を必要としません。ほとんどの場合、発症して2日から7日程度で回復します。

このように、ジカウイルス感染症の症状自体はデング熱と比較して軽度のことが多いのですが、ジカウイルス感染症が流行している地域で「小頭症」や「ギラン・バレー症候群」などの患者が増加しており、ジカウイルス感染症との関連が明らかにされています。

ジカウイルスの感染を防ぐには?
〜「蚊に刺されない対策」と「蚊の発生を抑える対策」を。

現在、ジカウイルス感染症を予防するワクチンや治療薬はなく、治療法は対症療法が主となります。そのため、ジカウイルスの感染を防ぐためには、媒介する蚊に刺されないこと、また、蚊の発生を抑えることが重要な対策となります。


<対策1>蚊に刺されない

自分が感染しないために、そしてほかの人に感染を広げないために、蚊に刺されないようにすることが大事です。特に妊娠中の女性は、蚊に刺されないように注意してください。
日本でも見られるヒトスジシマカは日中(特に、日の出前後の明け方と、夕暮れ時から日没後1〜2時間の間が特に活発)にヤブや木陰などで活動しますが、場合によっては家の中に入ってきたり、夜間に血を吸ったりすることもあります。一方、海外で見られるネッタイシマカは昼間も活発に活動し、家の中に入ってきて血を吸うことが多いとされています。蚊が発生している地域や場所では、できるだけ次のような対策をしましょう。


蚊のいるような場所に行くときは
素足でのサンダル履きを避ける
白など薄い色のシャツやズボンを選ぶ(蚊は色の濃いものに近づく傾向がある)
肌を露出しない長袖、長ズボンを着用するなど

蚊を近づけないためには
虫除けスプレーなどを使用する(定期的に塗りなおすなど、適切に使用する)
蚊取り線香を使用するなど

<対策2>蚊の発生を抑える

ジカウイルスを媒介する蚊の発生を抑えることが大事です。日本にも生息するヒトスジシマカは主にヤブや墓地、公園などに生息し、日中に活発に活動します。水中に産卵しますが、沼や池のような広い場所よりも、狭い水たまりのような場所を好みます。例えば、屋外に置かれた植木鉢の受け皿や空き缶、ペットボトルなどに溜まった水、野積みされた古タイヤに溜まった水などに好んで産卵し、孵化(ふか)した幼虫はそこで成長します。
こうした生態から、家の周囲を点検して不要な水たまりをなくすことが、ヒトスジシマカの発生を抑え、ジカウイルスの感染拡大を防ぐことにつながります。
ジカウイルス感染症等の蚊媒介感染症の感染予防

蚊を減らすための対策

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ジカウイルス感染症に関するQ&A


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