こちら消防長室

「今年も危険物安全週間がはじまります」

 皆様、こんにちは。
 消防長の野倉です。
 道を歩いていて、ふと、「くちなしの花」のほのかな甘い香りを感じ、優しい気持ちになりました。
 時の経つのは早いもので、今年も、はや半分が過ぎ、いよいよ梅雨入りを迎えます。この季節は気温の変化が大きいため、夏風邪などひかないよう、体調管理には十分ご留意していただきたいと思います。
 さて、今年も6月3日から危険物安全週間が始まります。
 「危険物」は、その取り扱いを誤ると災害を引き起こす危険性が高くなります。そして、火災になった場合には、爆発を伴うこともあり、大切な命や財産を一瞬にして奪ってしまいます。
 危険物施設等で発生する事故の原因は、貯蔵・取扱い上の不注意や維持管理が不適切となる等の「人的要因」と、配管が腐食する等、設備の劣化等による「物的要因」に分かれます。
 事故を未然に防ぐには、それぞれの危険物施設等の特性に応じた危険要因を把握し、対策を定めておくことが重要です。「危険物」を取り扱う事業所の方は、事業所における自主保安の重要性を再確認しましょう。
 また、「危険物」は、ガソリンや灯油といった燃料、スプレー缶、アロマオイルや高濃度アルコール飲料など、私たちの生活に欠かせないものとなっています。一方で、その危険性を意識せずに使用すると火災になるケースも少なくありません。
 こうしたことから、家庭内においては「危険物」に該当する製品の取り扱い上の注意事項をよく読むなど、身の回りにある「危険物」の性質及び取り扱いを十分理解し、「危険物」に関する事故発生を未然に防止しましょう。
 市民の皆様、身近な「危険物」は、油断することなく細心の注意を払いながら使用して下さいね。
 この「危険物安全週間」を機に、日常生活の中にあふれている「危険物」について、理解を深めていただければ幸いです。

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