こちら消防長室

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 〜平成30年中の救急概要について〜

 市民の皆様、こんにちは。消防長の野倉です。

 寒気も少しずつ緩みはじめましたが、皆様いかがお過ごしですか。三寒四温という言葉があるように、まだまだ寒い日もありますので、体調管理には十分ご留意していただきたいと思います。

 さて、今回は昨年 1 年間における高槻市の救急概要について皆様にお伝えしたいと思います。

 現在高槻市では、各消防署の救急車 10 台と特別救急隊のドクターカー 1 台の計 11 台の救急車を常備で運用しています。

 高槻市の平成 30 年中の救急出動件数は 22,381 件で、前年の 20,365 件を 2,016 件上回り、過去最多を記録しました。1 日平均にすると約 61 件で、約 24 分に 1 回の割合で出動したことになります。(ちなみに、1 日 24 時間で最も救急出動が少なかったのは 5 月 30 日の 38 件で、反対に救急出動が最も多かったのは 7 月 20 日の 111 件でした。)

 また、搬送された方の傷病の程度をみてみると、軽症者(入院を必要としない方)の搬送割合が約 67.3 %で全国平均の 48.6 %(平成 29 中)と比べ高い数値となっているのが現状です。

 これらの件数の増加は、記録的猛暑や、たび重なる災害による増加もありますが、近年の高齢化における救急重要の増加によるものと思われます。
 
 そこで、消防本部では、市民の皆様に対して出前講座というものも行っております。内容に関しましては、予防救急をはじめ、ニーズに合わせた内容でお話しをさせていただいておりますが、皆様に知っていただきたいことは、救急車などの医療資源には限りがあるということです。救急車を使用することを抑制するのではなく、本当にその救急車が必要かどうかを今一度考えていただき、救える命のために、救急車の適正な利用をお願いします。 

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