高槻市消防団

令和元年度消防団員教育訓練「基礎教育」に参加しました

 令和元年5月26日(日)・6月16日(日)、大阪府立消防学校において、令和元年度消防団員教育訓練「基礎教育」A課程・B課程が開催されました。参加したのは、入団3年未満かつ「基礎教育」を受講していない消防団員です。
 「基礎教育」は、地域防災の担い手としての任務を自覚し、消防に関する基礎的な知識と技術の習得や資質の向上と士気の高揚を図るため、新入団員にとって重要な訓練です。
 この日は三島・泉北・泉南地区が合同で基礎教育を実施しました。各地区の新入団員が一堂に整列し、開講式が行われました。
 
 火災の定義や消火戦術、また防災用語の意味等、火災防ぎょや防災について消防団活動上で必要となる基礎的な知識を学びました。
 
 団員の基本動作であり、部隊行動を確実にするための規律訓練。
 はじめはバラバラでしたが、最後には指揮者の号令に合わせて全員が揃って敬礼等が出来るようになりました。
 
 消火活動の前には、水利から火点までホースを延長しなければなりません。
 二重巻きの消火ホースを真っ直ぐに延長する方法を学び、何度もホース延長訓練を繰り返し行いました。
 
 実際に水を使用して放水訓練を行い、放水に伴う圧力や筒先の重さ等を体で体験しました。

 
 ロープは、要救助者の救出に使用したり、自分の安全を確保したり、また資機材の搬送や固定等、用途は多岐に渡ります。
 今回ロープ結索訓練では、何種類もあるロープの結び方の内、現場でよく使用される「本結び」「巻き結び」「もやい結び」「プルージック結び」の4種類を学びました。
 
 搬送訓練では、人力だけで搬送する徒手搬送や毛布や椅子等身近なものを使用して搬送する方法などを学びました。
 
 閉講式の様子。
 消防団は、今後も様々な訓練を重ねて市民の安全を守っていきます。

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