警防課からのお知らせ

令和元年度警防技術練成会を実施しました

 消防本部では、消防職員として必要不可欠な火災現場における的確な判断力、臨機に対応できる活動能力の向上を目的とし、令和元年9月17日(火)、18日(水)の二日間、警防技術練成会を実施しました。
 訓練は、高槻市消防本部消防訓練センターを火災現場と見立て、「木造2階建一般住宅で火災が発生し、人が1名取り残されている。」という想定で実施し、市内の9消防署所から17隊の消防隊が日頃の訓練成果を競いました。
 
訓練出動指令と同時に、各隊員が個人装備着装場所へ向かい防火衣を着装します。
 
隊員が防火衣を着装している様子です。
 
着装が完了すれば、車両に乗り込み、狭隘な道幅の住宅街を想定した道路を走行し、火災現場へ向かいます。
 
現場に到着すれば、隊長の指示で一斉に下車し、活動を開始します。
 
建物1階屋内に取り残されている人を屋外へ救出している様子です。
 
建物2階で発生している火災に対して、ベランダに梯子をかけ、梯上から放水している様子です。
 
屋内へ進入する前に空気呼吸器を着装している様子です。
 
建物2階にて消火活動を実施している様子です。
 
活動が終了し、隊長に対して負傷の有無、機械等の異常の有無を報告している様子です。報告が終了すれば、次の災害に備え、速やかに引揚げます。車両が基準線を越えた時点で訓練終了となります。
 
 訓練終了後、閉会式にて消防長から参加隊に対し、訓練講評が行われました。
 
 今回の練成会で最優秀に選ばれた隊は令和元年11月26日(火)に大阪市消防局高度専門教育訓練センターで実施されます第7回大阪府下警防技術指導会へ出場します。
 
 消防本部は、高槻市の安全、安心のため、今後も訓練等を通じて、職員の更なる知識・技術の向上に努めてまいります。

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