こちら消防長室

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~災害への対策にはまず情報を~

 
 市民の皆様、こんにちは。
 9月に入り、まだまだ日中の日差しは厳しいですが、暦の上では秋となり徐々に秋の気配を感じるようになりました。今年は、熱中症対策を行いながら新型コロナウイルスという未知のウイルスに対する感染対策を行うなど、例年とは違う日々の生活を送られていることと思います。また、台風のシーズンを迎え、台風9号・10号と立て続けに巨大台風が日本列島を通過し、大きな爪痕を残しました。報道では、100年に1度など、かつて経験したことのない風や雨により甚大な被害が出るなどといった情報もありました。そこで今回は、災害から命を守る避難と正確な情報収集がいかに大事かを一緒に考えていただきたいと思います。

 
 災害は完全に防ぐことはできません。しかしながら、被害を減少させることはできます。家族の中で災害に対する対策と避難について話し合ったことはありますか?対策として、3日分の食料や飲料水を備蓄しておられる家庭は多いかと思います。また、避難についても、近所の小学校や公民館に行けばなんとかなる。と思われている方も多いかもしれません。しかし、実際にはそれだけでは不十分です。
 
 
 お住いの地域がどういった場所なのかを知ることは、有効な対策の一つです。知ることにより、備えることができます。避難場所(避難所・親戚知人宅・自宅の垂直避難・車中泊等)・避難手段(徒歩・車等)・避難のタイミングなどそれぞれのご家庭で適したものを決めることができると思います。ぜひ一度、「高槻市水害・土砂災害ハザードマップ」を見ていただき対策の一つとしてご活用ください。

 
 では、実際に避難所へ行くことになった場合、皆様はどうしますか?今年は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、「3密」を避けなければなりません。避難所では、手指消毒用アルコールを設置したり、パーティションで仕切りを作りプライバシー保護と密を避けるための対策を行ったりしますが、避難所で対応する職員には人数の限界があり、換気を行う際にはどうしても人手が必要となりますので避難者である皆様一人ひとりの協力が必要となります。
 避難所へ行く際の注意点、避難所での協力内容などを「避難時における新型コロナウイルス感染症への対応について」から知ることができます。事前にどういったものなのかを知ることでスムーズな避難所生活を送ることができると思います。
 
 ※写真はコロナ禍における避難所内を想定したものです。

 災害への備え、対策には正確な情報を知ることが最も大切です。テレビ・ラジオ・インターネットなどのマスメディアから災害に対する正確な情報を手に入れること、公的機関が出している災害時の対応などの情報を知ることで、災害にあった場合に、自分の、そして大切な人の命を守ることができます。安全・安心の高槻市を、一緒に創り上げていきましょう。
 

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