2017年 特別救急隊・命の絆 FILE-3

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「70歳の母が急に倒れた。意識なし、呼吸の有無は不明。」との通報内容で所轄救急隊と特別救急隊が出動しました。 救急隊が現場到着したところ、消防指令センター職員による口頭指導のもと、家族が胸骨圧迫を実施していました。家族の話によると、 自宅内で大きな物音が聞こえたため様子を見に行くと、玄関の土間に倒れている傷病者を発見し救急要請したとのことでした。

 家族から傷病者を引き継ぎ心電図を装着したところ、心室細動(心臓が震えている状態)であったため、除細動器による電気ショックを1回実施しました。 その結果、自己心拍及び自発呼吸が再開しましたが、再びあえぐ様な呼吸状態と同時に心室細動(心臓が震えている状態)に戻ったため、 胸骨圧迫を再開するとともに2回目の電気ショックを実施しました。その後、再度自己心拍と自発呼吸が再開となり、 後着した特別救急隊同乗医師により点滴処置が実施され、三島救命救急センターへ搬送となりました。 順調に回復し6日後には普段通りの会話ができるようになり、約1か月後にリハビリのため他の病院へ転院となりました。
 本事例は、家族による素早い119番通報及び胸骨圧迫の実施、救急隊及び医師による的確な処置及び搬送といった 「救命の連鎖」が、尊い命を救うことに繋がったものと考えます。