2017年 特別救急隊・命の絆 FILE-4

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「70歳男性、急に倒れ意識・呼吸なし。」との通報内容で、所轄救急隊と特別救急隊が出動しました。 先着の所轄救急隊が傷病者に接触時、消防指令センター職員による口頭指導のもと、傷病者の同僚が胸骨圧迫を実施していました。 通報者である同僚の話によると、事務所内の廊下で大きな物音が聞こえたため駆けつけたところ、廊下で倒れている傷病者を発見し救急要請したとのことでした。 救急隊が同僚から傷病者を引き継ぎ心電図を装着したところ、心室細動(心臓が震えている状態)であったため、電気ショックを実施するも心室細動(心臓が震えている状態)は続き、 電話による特別救急隊同乗医師の指示のもと特別救急隊到着までに合計4回の電気ショックを実施しました。
 特別救急隊が傷病者に接触し、医師による5回目の電気ショック実施後、点滴及び薬剤処置が実施され、その後2回の電気ショックを実施したところ、 救急車内で自己心拍及び自発呼吸が再開しました。医師の判断により傷病者は市内二次医療機関へ搬送となり、その後、病院で治療が実施され約1か月後に軽快退院しました。
 消防指令センター職員による口頭指導に基づき同僚が胸骨圧迫を実施し、救急隊及び医師による的確な処置及び病院搬送といった 「救命の連鎖」が繋がったことにより尊い命が救われ、社会復帰した事例と考えます。