2019年 特別救急隊・命の絆 FILE-11

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 「82歳の主人が急に倒れて呼吸をしていない。」との通報内容で、所轄救急隊と特別救急隊が出動しました。家族の話によると、「階下で物音がしたので様子を見に降りると、意識のない状態で倒れていた。」とのことでした。先着の所轄救急隊が観察し、意識も呼吸もない状態を確認。直ちに心肺蘇生法を実施するとともに、気管挿管を実施しました。その後、特別救急隊同乗医師による点滴処置、所轄救急隊による薬剤投与が実施され、救急車内で自己心拍が再開、救命センター到着までに自発呼吸も再開となりました。その後、医療機関での懸命な治療により傷病者は順調に回復し、8日後に二次病院へ転院となりました。
 救急隊及び医師により的確な処置が施され早期に病院搬送が行われたことにより、尊い命が救われ社会復帰した事例と考えます。