こちら消防長室

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~2月がピーク感染症~

このたびの令和6年能登半島地震により亡くなられた方へお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。
また、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
 
空気が乾燥するこの時期、流行する季節性インフルエンザが1月から2月にかけてピークを迎えます。同時に、新型コロナウイルス感染症も増加しています。今季は季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行により、多くの発熱患者が増えています。医療体制にこのまま負荷がかかり続けると、発熱外来にもかかりづらくなります。
かからないための感染予防、手洗い、マスクの着用、室内の湿度(50%~70%)・温度(20℃~25℃)、生活習慣(睡眠・バランスの良い食事)を心がけてください。
そしてワクチン接種だけでなく、新型コロナ抗原検査キット・解熱鎮痛薬の準備をしていただき、新型コロナウイルス感染の重症化リスクの低い方は発熱などの体調不良時には、ご自身で新型コロナの抗原検査キットで検査し、陽性であれば専門機関に登録し、自主的な自宅療養をお願いします。
そして、発熱患者の増加とともに119番通報も増加します。119番通報は緊急通報です。不要不急の電話については他の緊急通報の妨げになります。救急車を呼んだほうがよいか、今すぐ病院に行ったほうがよいか、判断に迷った場合は、救急安心センターおおさか、#7119に問い合わせをよろしくお願いします。

救急車の要請は右肩上がりで増加しています。近くの救急車が出動している場合、到着までに時間がかかることがあります。救命処置が必要な方、一刻も早く病院に行く必要のある人のもとに救急車が到着できるように救急車の適切な利用にご協力お願いします。

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