火災による被害を最小限度にとどめるためには、早い通報(119番)と初期消火が重要です。 消防車は出動から現場到着に平均6分前後かかりますので、大声で周りに知らせ、近所が協力して、風呂の残り湯や消火器で初期消火しましょう。
消火器の使用方法
消火器は、初期消火に非常に有効な設備です。しかし、普段から置き場所と使い方を覚えておかないと役に立ちません。難しい操作はありませんので覚えておいてください。また、消防署では、自治会などを対象に訓練指導を行っています。近くの消防署・分署・出張所に相談してください。
消火器の操作は、
- 風上から燃えている物に近づき、
- 安全ピンを抜く、
- ホースをはずし燃えている物に向ける。
- レバーを強く握り、掃くように消火する。
屋内消火栓の使い方
屋内消火栓設備も消火器と同じく初期消火に非常に有効な設備です。使用法等の講習については、近くの消防署・分署・出張所に相談してください。
1号消火栓について
屋内消火栓設備の操作方法は
- ボックスの扉を開け、
- ポンプ起動ボタンを押し、
- ホースを延ばし、
- 一人がホースをまっすぐにのばす。
- 放水はじめの合図を受けたらもう一人がバルブを開き筒先の補助に向かう。
2号消火栓について
2号消火栓は、少人数の施設でも使用できるように配慮されていますので、ホースを巻いたまま放水ができ、ノズル開閉弁があるので起動ボタンを押しにいく必要がなく、一人で操作可能です。