最近暑い日が続いています。 テレビや新聞のニュースにも、熱中症による事故の報道が増えてきました。では、熱中症とはどんな症状なのでしょうか?また予防するにはどんな方法があるのでしょうか?
熱中症って?
熱中症とは、一般に暑さが直接原因となって起こる症状のことをいいます。熱中症の中でも一般的に有名なものは、直射日光が原因で起こる日照病です。熱中症にはいろいろな種類があって、熱痙攣、熱失神、熱疲労、熱射病に分けられます。この中で最も症状の重いものが熱射病です。
原因は?
高温な環境や運動などで、大量に汗が出ているのに水分を補給しないでいると、体が脱水状態となり、体内を循環する血液の量が減り、熱の放散も減ってしまい、体温調節ができなくなってしまうためにおこります。
予防するには?
熱中症の予防法として一番大切なことは、水分だけでなく塩分も同時にとるということです。 市販のスポーツドリンクなどが、成分バランスをうまく調整しており、運動をする時のエネルギー補給にもなります。
応急処置として
意識障害をともなうような熱中症では、迅速な処置が、生死を左右します。また、発症から20分以内に体温を下げることができれば、確実に救命できるともいわれています。熱中症の手当の基本は、安静・冷却・水分補給です。
- 意識がないとき
- 意識があるとき