(1)入浴時の事故に注意
高齢者が入浴時に死亡する事故が多発しています。過去3年間の自宅における入浴事 故の状況を見てみますと、令和4年が86人、令和5年が61人、令和6年が76人の方が不幸 にも亡くなられております。令和6年は65歳以上の高齢者が70人で、全体の約92%となっ ており、1年を通して見ますと比較的寒い時期に多く発生(図1)しておりますが、それ以外 でも発生したりしますので入浴時には様々な注意が必要です。
要因として、脱衣室や浴室の室温とお湯の温度との温度差が大きいと寒冷ストレスにさ らされ易く、血圧や脈拍数が上昇し、心臓や血管に負担を与えるため、事故の危険性が 高くなります。
入浴する際には、次のことに注意しましょう。
①急な寒暖差 ②急に立ち上がる ③食後や飲食後 ④薬の副作用
要因として、脱衣室や浴室の室温とお湯の温度との温度差が大きいと寒冷ストレスにさ らされ易く、血圧や脈拍数が上昇し、心臓や血管に負担を与えるため、事故の危険性が 高くなります。
入浴する際には、次のことに注意しましょう。
①急な寒暖差 ②急に立ち上がる ③食後や飲食後 ④薬の副作用
(2)子どもの救急事故
令和6年中に救急搬送した6歳以下の子どもは1,038人で、これは救急搬送全体の約 4.6%を占めております。これらを事故種別ごとに見てみますと、急病が629人(60.6%)、 一般負傷が201人(19.3%)、交通事故が37人(3.6%)、その他が171人(16.5%)となって おり、傷病程度別搬送人員は、全体の73.7%が軽症(傷病の程度が入院を要さない)の 傷病者です。
子どもの救急事故の原因として、小さい赤ちゃんでは柔らかい布団で寝かせているとき に寝返りをうち、顔がうつ伏せになり「窒息」してしまう事故、たばこ等の毒物を誤って飲 み込む「誤飲」による事故、階段等から転落する事故、お風呂で溺れてしまう「溺水」によ る事故等が発生しています。
以上の事故は、不注意やちょっと油断した隙に発生しています。消防本部としては引き 続き、関係機関と連携して、出前講座や救命講習などあらゆる機会を通じて子どもの救 急事故予防についての広報を継続的に行う必要があります。
子どもの救急事故の原因として、小さい赤ちゃんでは柔らかい布団で寝かせているとき に寝返りをうち、顔がうつ伏せになり「窒息」してしまう事故、たばこ等の毒物を誤って飲 み込む「誤飲」による事故、階段等から転落する事故、お風呂で溺れてしまう「溺水」によ る事故等が発生しています。
以上の事故は、不注意やちょっと油断した隙に発生しています。消防本部としては引き 続き、関係機関と連携して、出前講座や救命講習などあらゆる機会を通じて子どもの救 急事故予防についての広報を継続的に行う必要があります。
(3)予防救急のための普及啓発活動状況
令和6年中に消防本部では、高齢者や子どもにおける家庭内で起きやすい事故等を踏 まえ、市民に対する予防普及啓発活動及び救急についての広報を下記のとおり行いまし た。
①一人暮らしの高齢者宅防火診断 3,600人に啓発文を配布
② 広報たかつき 9・12月号掲載
③ホームページ 消防ホームページに随時掲載
①一人暮らしの高齢者宅防火診断 3,600人に啓発文を配布
② 広報たかつき 9・12月号掲載
③ホームページ 消防ホームページに随時掲載