高槻市消防団

令和6度消防団員教育訓練「基礎教育」A課程・B課程に参加しましました

令和6年5月12日(A課程)・6月13日(B課程)の2日間にわたり大阪府立消防学校にて消防団員教育訓練「基礎教育」が実施され、高槻市消防団より新入団員21名が参加しました。
この訓練は消防団員としての活動の第1歩となります。2日間ではありますが、座学や実技(放水訓練や搬送訓練)通じて、災害現場でしっかりと活動出来るよう学んで来ました。
開会式の様子です。
座学の時間です。現場での「安全管理」「火災防ぎょ」について、動画等を見ながら学びました。
放水訓練です。
訓練塔の壁に向かって放水します。まずはゆっくり放水し、基本注水姿勢を確認します。
放水圧が上がると、身体が吹き飛びそうになります。筒先補助員と息を合わせてしっかりと保持しながら放水します。
規律訓練です。消防精神を学び、規律ある団体行動の模範となるものが「消防訓練礼式」です。
泥歩行訓練です。土砂災害時に歩行することがどれだけ困難かを体験します。短い距離ですが、思うようには進めません。土砂災害ではこういった場所を避けたり、板を引いて進む等、対処方法を学びました。
ロープ結索訓練です。ひもなどで物を結び付けたりすることは、日常生活の中に溢れていますが、災害活動や人命救助活動では欠くことのできない重要な技術です。強度のある確実な結び方を学びました。
搬送法です。
1人で搬送する方法や、歩けない方を毛布等で担架を作成し、搬送する方法を学びました。
2日間のカリキュラムを終え、消防本部にて訓示を受けています。疲れのある中でも、整列出来ております。
2日間を通じて消防団員としての基礎を学び、これからも「自らの地域は自ら守る」という精神に基づき、各種訓練・消防防災活動を行っていきます。
今後も高槻市消防団をよろしくお願いいたします。

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