高槻市消防団

消防団員教育訓練「基礎教育」A課程・B課程に参加しました

 令和4年5月15日(A課程)・6月12日(B課程)の2日間にわたり大阪府立消防学校にて消防団員教育訓練「基礎教育」が実施され、高槻市消防団より新入団員8名が参加いたしました。
 この訓練は消防団員としての活動の第1歩となります。2日間ではありますが、座学や実技(放水訓練や搬送訓練)通じて、災害現場でしっかりと活動出来るよう学んでまいりました。
開会式の様子です。開会式では高槻市の団員が指揮者を務め、大声で号令をかけました。
座学の時間です。現場での「安全管理」「火災防ぎょ」について、動画等を見ながら学びました。
ホース延長~筒先(放水器具)を結合し放水姿勢を整える訓練です。いち早くホースを延長し、放水姿勢を素早く整えるために非常に重要な訓練となります。隣の団員とスピードを競いながら、訓練を実施しました。
さぁいよいよ放水訓練です。
訓練塔の壁に向かって放水します。前後左右に移動しながら放水した際には、水圧(後方に引っ張れらます)に負け、身体が振られることもありましたが、後方の放水補助員と協力しながら、何とか耐えていました。
水圧に耐えれるようしっかりと放水姿勢を作ることが重要です。
ここからは6月12日に実施された訓練になります。
まずは泥歩行訓練。災害時に泥の中で歩行することがどれだけ困難かを学びます。短い距離ですが、かなりの体力を消耗します。
長めの棒2本と毛布1枚で簡易担架を作成し、搬送する訓練です。
4人でしっかり保持し搬送を行います。
最終科目のロープ結索訓練となります。ロープ結索の基礎を学びます。消防にとってはロープ結索は災害現場での自己確保や支点の作成、要救助者の縛着に使用する等非常に重要なものとなります。
2日間のカリキュラムを終え、基礎教育の閉会式となります。開会式時より、姿勢が良く凛としております。
2日間を通じて消防団員としての基礎を学びましたが、これからも各班での訓練で基礎を復習し、いざいう時に活動出来るように取り組んでまいります。
今後も高槻市消防団をよろしくお願いいたします。

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