こちら消防長室

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 ~9月9日は救急の日~

 市民の皆様、消防長の原田です。
 
 今回は救急の日と本市の救急の現状をお話させて頂きます。
 昭和57年に9月9日を救急の日とし、この日を含む一週間を救急医療週間と定められました。これは救急業務及び救急医療に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識高揚を図ることを目的に定められたものです。
 
 本市には常備救急隊が11隊(医師同乗の特別救急隊1隊含む)あり救急要請があれば、救急現場に最も近い救急車が向かうシステムとなっています。
 今年の7月末から8月にかけては救急需要が増加し、常備救急隊だけでは供給が追い付かなくなり、非常用の救急車を稼働させ対応した日もありました。救急需要の増加の原因といたしまして、新型コロナウイルス感染症における外出自粛が解除となったことでの人流の増加や、感染者数の増加に伴う搬送件数の増加が要因として考えられます。
 救急の日を機会に今一度救急車の利用について考えてみてはいかがでしょうか。救急車は大切な命を守るためのものであるべきです。ただどういった時が必要な時か判断に迷うことは多くあると思います。そういった場合は下記に記載している救急相談窓口などを活用してみてください。皆様で救急車の適正利用の心がけをお願いいたします。

「救急安心センターおおさか」
 ♯7119または06-6582-7119
救急車を呼んだほうがいいのか迷った時など、「相談員」「看護師」が「医師」の支援体制のもと緊急度の判断をしてくれます。緊急性が高いと判断されれば、すぐに救急出動できる体制をとっています。24時間365日対応。
「小児救急電話相談」
 ♯8000または06-6765-3650
 小児科医の支援体制のもとに看護師が相談に応じてくれます。夜間の子どもの急病時、病院に行ったほうがよいかどうか迷った時にご利用ください。19時から翌朝8時、365日対応。
「大阪府救急医療情報センター」
 06-6693-1199
 大阪の医療機関を探したい際にご利用ください。救急車を呼ぶほどではないが、適切な医療機関がわからない場合は大阪府救急医療情報センターへお問い合わせください。24時間365日対応。
 


 


 
 

 


 

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