警防課からのお知らせ

令和4年度特殊災害研修訓練を実施しました

令和5年2月16日及び17日の両日、史跡嶋上郡衙跡附寺跡西仮設広場において、特殊災害(NBC災害)を想定した消防訓練を実施しました。
本訓練は、特殊災害における基本的な対応の習熟を目的として、「市内建物において、何らかの液体が漏洩し、数名が体調不良を訴えている」との想定で実施しました。
また、本訓練は大阪市消防局から講師(特殊災害専門部隊隊長)を招き、訓練の評価を頂きました。

※特殊災害(NBC災害)とは・・・
核(nuclear)、生物(biological)、化学物質(chemical)による災害のことを言います。 この中には事故やテロ等の事件も含まれ、対応に特別な知識が必要であり、通常の災害対応に加えて防護や除染が必要となります。
まずはじめに、危険物質の漏洩した範囲、また危険物質を判定するため防護服を着装した救助隊が各種検知器を用いて検知活動を行います。
また、危険範囲を決定し、危険範囲内での活動は安全のため防護服を着装した隊員のみでの活動となります。

 
発災建物内から要救助者を救出している様子。

 
汚染された要救助者を除染テント内で洗浄除染している様子。

 
指揮本部で様々な情報管理・共有また、隊員の危険範囲内への進入管理を行っている様子。

 
応急救護所内で救護活動を行う救急隊の様子。

 
最後に、大阪市消防局 講師から講評をいただき、各隊長間でミーティングを行いました。

 

 

 

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