予防課からのお知らせ

在宅酸素療法時における火災予防上の留意事項について

 在宅酸素療法を行う自宅療養者の方が増加している中、在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置、液化酸素装置及び酸素ボンベ(以下「酸素濃縮装置等」という。)の使用中に、喫煙等の火気使用が原因と考えられる火災が発生しています。
 今後、同種の火災を増加させないために、酸素濃縮装置等を使用する際には、火気の取扱いに十分注意しましょう。 
 在宅酸素療法を行う際は、酸素吸入時の火気の取扱いについて、以下の3つの事項に十分注意してください。
 
(1)高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となります。
(2)酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないで下さい。特に酸素吸入中には、たばこは絶対に吸わないで下さい。
(3)火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火気になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。

 

在宅酸素療法時の火気の取扱いにご注意ください


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