救急課からのお知らせ

救急救命技術練成会を開催しました

 救急隊員等の士気高揚及び救命技術の向上を目的として、11月25日、26日に救急救命技術練成会を実施しました。
 感染症対策には万全を期した上で、両日で救急隊計18隊が参加し、心肺停止症例・意識障がい症例・外傷症例の3症例について救命処置など実践さながらの訓練を行いました。
 
松村消防長へ訓練開始報告

 
 心肺停止症例では、胸痛を訴える傷病者が救急隊の目の前で容態が急変し心肺停止状態に陥った場面を想定しました。適切な観察から傷病者の状態を把握して救命処置を行い、医療機関に搬送するまでに心肺機能の回復を目指します。

 
 意識障がい症例では、糖尿病の既往歴がある傷病者が低血糖発作を起こした場面を想定しました。適切な観察を行うとともに、救急救命士が静脈路確保及びブドウ糖投与を行い、低血糖状態からの早期離脱及び意識状態の回復を目指します。

 
 外傷症例では、傷病者が工事現場にて誤って高所から墜落した場面を想定しました。的確な処置により傷病者の状態を悪化させず、かつ、迅速に適切な病院へ搬送することで傷病者が良好な転機をたどることを目指します。

 
 各症例とも、スマートフォンアプリにより適切な搬送先医療機関の選定が行われました。

 
松村消防長からの講評

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