こちら消防長室
~9月9日は救急の日~
「救急」について
市民の皆さん、こんにちは!
消防長の田中です。
9月に入り、これから少しずつ気温が下がる予想が出されていますが、まだまだ暑い日が続き、熱中症の発生が予想されます。9月に熱中症?と思われる方もおられるかもしれませんが、まだまだ油断できる暑さではありませんので、しっかりと水分補給するなど、熱中症対策をお願いします。
さて、今回は、救急に関するお話です。
昭和57年から、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む1週間を「救急医療週間」と設定されていますが、これは、救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的とされています。
令和7年は、9月7日から9月13日を「救急医療週間」とされていますので、市民の皆さんには、これを機に、救急医療について興味を持っていただきたいと考えています。
本市では、増大する救急需要への対策として、令和6年10月に日勤救急隊の運用を開始し、運用する救急隊が12隊(医師同乗の特別救急隊1隊含む)となりました。
しかし、救急車や受診可能な医療機関には限りがありますので、需要と供給のバランスが崩れると救急医療の崩壊を招くことになります。
つまり、救急要請が増大した場合に救急車がなかなか来なかったり、救急車が来ても搬送先の病院が決まらないなどの事態に陥ってしまうということです。
救急車は、大切な命を守るためのものであるべきです。救急車で運ばれた人の約5割が軽症です。軽症だからと言って救急車が必要ないというわけではありませんが、今一度、救急車の適正利用について心掛けをお願いします。
救急車の適正利用につながる具体的な方法の一つとして、「救急相談窓口」の利用があります。救急車を呼ぶべきか判断に迷った場合は、下記に記載している「救急相談窓口」を利用してみてください。
【救急相談窓口】
・「救急安心センターおおさか」
♯7119または06-6582-7119
救急車を呼んだほうがいいのか迷った時など、看護師等が医師の支援体制のもと緊急度の判断をしてくれます。緊急性が高いと判断されれば、すぐに救急出動できる体制をとっています。24時間365日対応。
・「小児救急電話相談」
♯8000または06-6765-3650
小児科医の支援体制のもとに看護師が相談に応じてくれます。夜間の子どもの急病時、病院に行ったほうがよいかどうか迷った時にご利用ください。19時から翌朝8時、365日対応。
・「大阪府救急医療情報センター」
06-6693-1199
大阪の医療機関を探したい際にご利用ください。救急車を呼ぶほどではないが、適切な医療機関がわからない場合は大阪府救急医療情報センターへお問い合わせください。24時間365日対応。
話は変わりますが、令和7年10月1日から全国すべての消防本部において、健康保険証利用登録をしたマイナンバーカードを、救急現場で活用するための実証事業である、「マイナ救急」が開始されるのをご存じですか?
本市でも10月1日から開始する予定です。
期待されている効果ですが
1 傷病者の情報を正確に伝えることができる。
2 病院の選定や搬送中の応急処置を適切に行える。
3 搬送先病院で治療の事前準備ができる。
などです。
これまでの実証事業における活用事例としては、外出先の事故でお薬手帳を持っておらず、毎日服用している薬の名前が判らなった場合、痛みがひどく会話が困難でかかりつけ病院や服用している薬の情報聴取が、困難な場合などとなっています。
なお、救急搬送に必ず必要とされるものではなく、提示されなくても医療機関への搬送は、通常通り行いますのでご安心ください。
より詳しく知りたい方は、下記を参照ください。
あなたの命を守る「マイナ救急」
市民の皆さん、こんにちは!
消防長の田中です。
9月に入り、これから少しずつ気温が下がる予想が出されていますが、まだまだ暑い日が続き、熱中症の発生が予想されます。9月に熱中症?と思われる方もおられるかもしれませんが、まだまだ油断できる暑さではありませんので、しっかりと水分補給するなど、熱中症対策をお願いします。
さて、今回は、救急に関するお話です。
昭和57年から、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む1週間を「救急医療週間」と設定されていますが、これは、救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的とされています。
令和7年は、9月7日から9月13日を「救急医療週間」とされていますので、市民の皆さんには、これを機に、救急医療について興味を持っていただきたいと考えています。
本市では、増大する救急需要への対策として、令和6年10月に日勤救急隊の運用を開始し、運用する救急隊が12隊(医師同乗の特別救急隊1隊含む)となりました。
しかし、救急車や受診可能な医療機関には限りがありますので、需要と供給のバランスが崩れると救急医療の崩壊を招くことになります。
つまり、救急要請が増大した場合に救急車がなかなか来なかったり、救急車が来ても搬送先の病院が決まらないなどの事態に陥ってしまうということです。
救急車は、大切な命を守るためのものであるべきです。救急車で運ばれた人の約5割が軽症です。軽症だからと言って救急車が必要ないというわけではありませんが、今一度、救急車の適正利用について心掛けをお願いします。
救急車の適正利用につながる具体的な方法の一つとして、「救急相談窓口」の利用があります。救急車を呼ぶべきか判断に迷った場合は、下記に記載している「救急相談窓口」を利用してみてください。
【救急相談窓口】
・「救急安心センターおおさか」
♯7119または06-6582-7119
救急車を呼んだほうがいいのか迷った時など、看護師等が医師の支援体制のもと緊急度の判断をしてくれます。緊急性が高いと判断されれば、すぐに救急出動できる体制をとっています。24時間365日対応。
・「小児救急電話相談」
♯8000または06-6765-3650
小児科医の支援体制のもとに看護師が相談に応じてくれます。夜間の子どもの急病時、病院に行ったほうがよいかどうか迷った時にご利用ください。19時から翌朝8時、365日対応。
・「大阪府救急医療情報センター」
06-6693-1199
大阪の医療機関を探したい際にご利用ください。救急車を呼ぶほどではないが、適切な医療機関がわからない場合は大阪府救急医療情報センターへお問い合わせください。24時間365日対応。
話は変わりますが、令和7年10月1日から全国すべての消防本部において、健康保険証利用登録をしたマイナンバーカードを、救急現場で活用するための実証事業である、「マイナ救急」が開始されるのをご存じですか?
本市でも10月1日から開始する予定です。
期待されている効果ですが
1 傷病者の情報を正確に伝えることができる。
2 病院の選定や搬送中の応急処置を適切に行える。
3 搬送先病院で治療の事前準備ができる。
などです。
これまでの実証事業における活用事例としては、外出先の事故でお薬手帳を持っておらず、毎日服用している薬の名前が判らなった場合、痛みがひどく会話が困難でかかりつけ病院や服用している薬の情報聴取が、困難な場合などとなっています。
なお、救急搬送に必ず必要とされるものではなく、提示されなくても医療機関への搬送は、通常通り行いますのでご安心ください。
より詳しく知りたい方は、下記を参照ください。
あなたの命を守る「マイナ救急」
