高槻市消防団

令和5年度消防団員教育訓練「基礎教育」A課程・B課程に参加しました

令和5年5月21日(A課程)・6月11日(B課程)の2日間にわたり大阪府立消防学校にて消防団員教育訓練「基礎教育」が実施され、高槻市消防団より新入団員17名が参加しました。
この訓練は消防団員としての活動の第1歩となります。2日間ではありますが、座学や実技(放水訓練や搬送訓練)通じて、災害現場でしっかりと活動出来るよう学んでまいりました。
開会式の様子です。

 
座学の時間です。現場での「安全管理」「火災防ぎょ」について、動画等を見ながら学びました。

 
ホース延長~筒先(放水器具)を結合し放水姿勢を整える訓練です。いち早くホースを延長し、放水姿勢を素早く整えるために非常に重要な訓練となります。隣の団員とスピードを競いながら、訓練を実施しました。

 
さぁいよいよ放水訓練です。
訓練塔の壁に向かって放水します。前後左右に移動しながら放水した際には、水圧(後方に引っ張られます)に負け、身体が振られることもありましたが、後方の放水補助員と協力しながら、何とか耐えていました。
水圧に耐えられるようしっかりと放水姿勢を作ることが重要です。

 
続いては規律訓練です。
消防では集団で活動するため、規律や統率が非常に重要となります。
本訓練では整列の仕方や、規律訓練の基礎を学びます。

 
ここからは6月11日に実施された訓練になります。
まずは泥歩行訓練。災害時に泥の中で歩行することがどれだけ困難かを学びます。短い距離ですが、かなりの体力を消耗します。
実災害ではこういった場所を避けたり、板を引いて進む等、対処方法を学びました。

 
ロープ結索訓練となります。ロープ結索の基礎を学びます。消防にとってはロープ結索は災害現場での自己確保や支点の作成、要救助者の縛着に使用する等非常に重要なものとなります。

 
最終は搬送方法を学びました。
1人で搬送する方法や、歩けない方を毛布等で担架を作成し、搬送する方法を学びました。

 
2日間のカリキュラムを終え、消防本部にて訓示を受けています。しっかりと整列出来ております。
2日間を通じて消防団員としての基礎を学びましたが、これからも各班での訓練で基礎を復習し、いざという時に活動出来るように取り組んでまいります。
今後も高槻市消防団をよろしくお願いいたします。

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