こちら消防長室

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 ~災害への備え~

 先日の日向灘を震源とする地震が発生し、政府から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。この発表は、2019年の運用開始以来、初めてのことでした。
 市民の皆様も、突然の政府からの発表と、繰り返される『南海トラフ』関連の報道に、不安な気持ちになられた方も多いのではないでしょうか?そして、慌てて水や保存食等の防災関連品を購入された方も多いのではないでしょうか?
 夏の終わりに差し掛かり、台風の接近やゲリラ豪雨の発生が多くなることも予測されます。台風は、水害、風害、土砂災害など、皆様の生活を様々な面で襲います。そして、ゲリラ豪雨においても発生しますと、急激な河川の増水や土砂災害等の危険が高くなり非常に危険です。

 この防災への気運が高まっている今こそ、今一度、皆様の身の周りの備えと対策を見直し、災害への備えを万全にしていただきたいと思います。
 災害は突然やってきます。あらゆる災害に対する、日頃の備えこそが非常に重要となるのです。最新の気象情報を確認し、避難経路や非常持ち出し品の準備を心がけましょう。
 


〇ハザードマップでの身の回りの確認を
事前に浸水・土砂災害の危険性が高い場所、河川等が増水した際の避難経路、場所を確認しておいてください。
 

〇風で飛ばされそうなものが無いか確認を
台風はもちろん、ゲリラ豪雨でも突風が吹くことがありますので、事前に飛ばされそうなものを確認して、家の中に格納するようにしてください。
雨戸やシャッターがあれば、閉めるようにしましょう。窓ガラスが割れた時の飛散防止に、カーテンも閉めておきましょう。


〇側溝や雨どいに注意
側溝や雨どいにゴミや落ち葉などがたまっていると、雨水がたまりあふれ出す可能性がありますので、こまめに掃除してください。


〇非常用グッズの備えを
非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。
 
二次元コードを読み取りできない場合やパソコンから確認する場合は、こちらをクリックしてください。
※QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録標章です。


高槻市では、令和3年6月から防災ポータルサイト「高槻防災」が運用されています。
各種災害への備えやハザードマップ、緊急避難場所などが確認できるものになっています。
興味のある方は、スマートフォン等にて下記の二次元コードから読み込んで、ぜひ活用してください。
二次元コードを読み取りできない場合やパソコンから確認する場合は、こちらをクリックしてください。
※QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録標章です。
 

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