高槻市北消防署

高速道路上における交通事故想定訓練を実施しました

   令和2年11月15日(日)北消防署において、新型コロナウイルスの感染防止に努めながら、磐手分署と合同で高速道路上における交通事故想定訓練を実施しました。
   訓練開始に伴い、指揮隊長へ訓練開始報告を行いました。
 訓練は、高速道路上における普通乗用車と大型バスの関係する事故により、負傷者が多数発生した集団救急事案という想定です。
   各隊が事故発生現場へ到着し、車両火災に備え警戒筒先を配備するとともに、現場の状況を即座に確認し情報収集を行いました。
 救助隊により、普通乗用車に取り残された要救助者の観察、救出作業が進められています。
   大型バスでも多くの負傷者が発生しているため、安全確認を行いながら、自力歩行が可能な要救助者を安全な場所へ誘導し救急隊に引き継いだ後、順次医療機関に搬送します。
   訓練中であっても必要以上の密接状態を避けるよう心掛け、コロナキーパーが訓練状況を俯瞰的に見られる体制をとります。
各隊の隊長が、現場状況及び救出作業の進行状況を一報し、現場の終息へ向け活動を続けています。
   訓練終了後、各隊の反省や意見を話し合い、実災害でどのように活動するかミーティングが行われました。

 普段からの訓練に加えて、新名神高速道路や名神高速道路における事故等の災害が発生した際に、円滑に活動が出来るよう、日々多様な訓練を積み重ねています。
 また、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念され、新たな生活様式を今一度見直さなければならない日が続いておりますが、外出される際は感染防止に努め、自動車の運転では安全運転を心掛けていただきますよう、よろしくお願い致します。

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