症例３

症例３

「７０代女性の、意識と呼吸がありません。」との内容で救急要請があり、所轄救急隊と特別救急隊が出動しました。１１９番通報を受けた指令員の口頭指導により、現場に居合わせた関係者が胸骨圧迫とＡＥＤ（自動体外式除細動器）を使い電気ショックを行いました。救急隊が現場に到着すると、女性の心拍と呼吸はすでに再開しており、救急隊により呼吸の補助等の処置が実施され、特別救急隊同乗医師の管理のもと、病院へ搬送されました。そして、約５週間後に後遺症なく退院となりました。
現場に居合わせた関係者が心停止を早期に認識して１１９番通報し、速やかに心肺蘇生法とＡＥＤによる電気ショックが行われ、早期に病院へ救急搬送され治療が開始されたことで尊い命が救われ、社会復帰まで至った事例です。