～令和８年１月１日から林野火災の予防を目的とした「林野火災注意報・警報」の運用を開始します～
令和7年2月26日に大船渡市で発生した林野火災は、延焼範囲が約3,370haとなり、日本の林野火災としては約60年ぶりとなる大規模な林野火災となりました。また、今治市や岡山市でも避難指示が出るほどの大規模な林野火災が発生しました。
そこで、林野火災への対策として高槻市火災予防条例を一部改正し、令和8年1月1日より「林野火災注意報・警報」が運用開始となります。火災が発生しやすい気象状況になった際、火災の発生を未然に防ぐため発令することができるものです。
そこで、林野火災への対策として高槻市火災予防条例を一部改正し、令和8年1月1日より「林野火災注意報・警報」が運用開始となります。火災が発生しやすい気象状況になった際、火災の発生を未然に防ぐため発令することができるものです。
＜出典：総務省消防庁＞
林野火災注意報・林野火災警報とは
気象状況が林野火災の予防上「注意」が要すると認めるときや、予防上「危険」であると認めるときに発令するものです。
林野火災注意報発令基準
高槻市における気象状況が、以下の①又は②のいずれかに該当する場合
①前３日間の合計降水量が１ｍｍ以下 かつ 前30日間の合計降水量が30ｍｍ以下
②前３日間の合計降水量が１ｍｍ以下 かつ乾燥注意報が発表
※当日に降水が見込まれる場合や積雪がある場合は、発令しないことがあります。
●高槻市の防災情報 （気象庁のホームページに移動します）
林野火災警報発令基準
林野火災注意報の発令基準に加え、強風注意報が発表された場合かつ、火災予防上危険であると認める場合
発令対象期間
通年
発令対象区域
高槻市北部地域の森林
上記の森林とは、
「高槻市における森林法第５条の規定により大阪府知事が作成する地域森林計画及び同法第７条の２の規定により近畿中国森林管理局長が作成する国有林の地域別の森林計画の対象となる森林」
と定めております。
＜対象区域＞
地図上の高槻市域における緑色部分（画像には近隣市町村の森林も含まれています）
林野火災注意報・林野火災警報とは
気象状況が林野火災の予防上「注意」が要すると認めるときや、予防上「危険」であると認めるときに発令するものです。
林野火災注意報発令基準
高槻市における気象状況が、以下の①又は②のいずれかに該当する場合
①前３日間の合計降水量が１ｍｍ以下 かつ 前30日間の合計降水量が30ｍｍ以下
②前３日間の合計降水量が１ｍｍ以下 かつ乾燥注意報が発表
※当日に降水が見込まれる場合や積雪がある場合は、発令しないことがあります。
●高槻市の防災情報 （気象庁のホームページに移動します）
林野火災警報発令基準
林野火災注意報の発令基準に加え、強風注意報が発表された場合かつ、火災予防上危険であると認める場合
発令対象期間
通年
発令対象区域
高槻市北部地域の森林
上記の森林とは、
「高槻市における森林法第５条の規定により大阪府知事が作成する地域森林計画及び同法第７条の２の規定により近畿中国森林管理局長が作成する国有林の地域別の森林計画の対象となる森林」
と定めております。
＜対象区域＞
地図上の高槻市域における緑色部分（画像には近隣市町村の森林も含まれています）
該当区域の詳細は、大阪府地図情報提供システムを利用して確認することができます。
※確認方法：主題図タブの森林区域の項目において、以下の項目を選択し、
・地域森林計画対象民有林
・国有林
表示縮尺は、1/5000～1/25000にして、地図画面を移動させてご確認ください。
火の使用の制限
火災予防のため、林野火災注意報発令時には、以下の制限について努力義務が課せられます。
さらに気象状況が危険な状況になり、林野火災警報が発令された際には、以下の制限について義務が課せられます。
1. 山林、原野等において火入れをしないこと。
2. 煙火を消費しないこと
3. 屋外において火遊び又はたき火をしないこと。
4. 屋外においては、引火性又は爆発性の物品その他の可燃物の附近で喫煙をしないこと。
5. 山林、原野等の場所で、火災が発生するおそれが大であると認めて市長が指定した区域内において喫煙をしないこと。
6. 残火（たばこの吸殻を含む。）、取灰又は火粉を始末すること。
※煙火とは花火のこと
※確認方法：主題図タブの森林区域の項目において、以下の項目を選択し、
・地域森林計画対象民有林
・国有林
表示縮尺は、1/5000～1/25000にして、地図画面を移動させてご確認ください。
火の使用の制限
火災予防のため、林野火災注意報発令時には、以下の制限について努力義務が課せられます。
さらに気象状況が危険な状況になり、林野火災警報が発令された際には、以下の制限について義務が課せられます。
1. 山林、原野等において火入れをしないこと。
2. 煙火を消費しないこと
3. 屋外において火遊び又はたき火をしないこと。
4. 屋外においては、引火性又は爆発性の物品その他の可燃物の附近で喫煙をしないこと。
5. 山林、原野等の場所で、火災が発生するおそれが大であると認めて市長が指定した区域内において喫煙をしないこと。
6. 残火（たばこの吸殻を含む。）、取灰又は火粉を始末すること。
※煙火とは花火のこと
制限に従わなかった場合の罰則について
林野火災注意報は、林野火災警報発令の前段階に位置付けられ、罰則の伴わない努力義務を課すものとなっています。
一方で、林野火災警報は、「火の使用の制限」に違反した者に対して３０万円以下の罰金又は拘留に処することが消防法で定められています。
林野火災注意報は、林野火災警報発令の前段階に位置付けられ、罰則の伴わない努力義務を課すものとなっています。
一方で、林野火災警報は、「火の使用の制限」に違反した者に対して３０万円以下の罰金又は拘留に処することが消防法で定められています。
発令時の周知方法
林野火災注意報・警報が発令された場合
・消防本部ホームページ掲載
・消防車両などでの巡回広報
などにより、周知を行います。
林野火災注意報・警報が発令された場合
・消防本部ホームページ掲載
・消防車両などでの巡回広報
などにより、周知を行います。
林野火災の予防
林野火災の出火原因の多くは人的要因であることから、大部分は皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。
降水量が少なく、空気が乾燥し、強風が吹く冬から春にかけて多くなる林野火災は、この時期に草や枝などの焼却などが行われることや、山菜採りやハイキング等で入山者が増加することによる火の不始末等も一因として考えられます。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では廃棄物の焼却は原則禁止されており、「森林法」では森林又は森林の周囲1kmでの火入れには市長の許可が必要とされています。また、高槻市火災予防条例では、たき火など屋外での火の取扱いには消防機関への届出が必要となる場合があります。
●消防機関への届出についてはこちらを参照してください。
高槻市火災予防条例第４５条「火災とまぎらわしい煙等を発するおそれのある行為等の届出書」
（電子申請の場合は、高槻市簡易電子申込をご利用ください）
これらの法令・条例を守ることはもちろん、屋外で火を取扱う際には、各自が年間を通じて次のような点に注意することが重要です。
「まさか」の事態にならないために
～林野火災予防の４つのポイント～
●乾燥・強風時は外で火を使わない
●火気を使用する際は目を離さない
●消火用の水を確保
●使用後は完全に消火
～林野火災予防にご協力ください～
林野火災の出火原因の多くは人的要因であることから、大部分は皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。
降水量が少なく、空気が乾燥し、強風が吹く冬から春にかけて多くなる林野火災は、この時期に草や枝などの焼却などが行われることや、山菜採りやハイキング等で入山者が増加することによる火の不始末等も一因として考えられます。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では廃棄物の焼却は原則禁止されており、「森林法」では森林又は森林の周囲1kmでの火入れには市長の許可が必要とされています。また、高槻市火災予防条例では、たき火など屋外での火の取扱いには消防機関への届出が必要となる場合があります。
●消防機関への届出についてはこちらを参照してください。
高槻市火災予防条例第４５条「火災とまぎらわしい煙等を発するおそれのある行為等の届出書」
（電子申請の場合は、高槻市簡易電子申込をご利用ください）
これらの法令・条例を守ることはもちろん、屋外で火を取扱う際には、各自が年間を通じて次のような点に注意することが重要です。
「まさか」の事態にならないために
～林野火災予防の４つのポイント～
●乾燥・強風時は外で火を使わない
●火気を使用する際は目を離さない
●消火用の水を確保
●使用後は完全に消火
～林野火災予防にご協力ください～
